「薫!早く起きなさい!」


桜の声が聞こえて、目が覚めた。


勉強してる途中で寝ちゃったんだ……。



「ん~……。腰が痛い…。」


伸びをして腰を抑えた。


「最近ちゃんと寝れてないんじゃないの?」



桜は俺の頭を撫でて言う。



「大丈夫。俺も頑張らないといけないしね!」


俺も桜の頭を撫でた。



俺達は学校に行く準備をして学校に行き始めた。



「薫‥無理しない程度に頑張った方がいいよ?それに薫の成績なら大丈夫だし!」


桜が心配そうに言った。


「うん!今日は…久しぶりにベッドで寝るよ~」


アクビをしながら言った。


「居眠りしないようにね!」


桜にデコピンされた。



何か…まだ夢みたい…。


やっぱり実感がないな。



「薫!桜!」


学校に行く途中で慎司と沙織が待っていた。


「おはよう!」


俺がそう言うと、2人はニヤニヤして俺達を見る。


「2人はどういう関係になったの?」


沙織が桜に聞いた。


すると、桜は俺の腕にくっついた。


俺はドキドキして桜を見つめた。



「私の…最高の彼氏になったよ!」



桜がそう言うと、2人はまたニヤニヤしていた。




最高の彼氏…。



すごい嬉しいな‥。


桜は2人を見て笑っていた。



太陽の光に当たった桜はとても綺麗に見えた。