俺はこの世で1人だ。 物心がついた時から…いや…つく前からそう思っていたのかもしれない。 気が付けば様々な人に囲まれていたが… 生まれたばかりの俺を知る人など、この見慣れた世界には居ないのだろうと思っていた。 だから俺は1人で居たんだ。 誰も俺を知らないから…知ってもらえないから……。 でも‥そんな時に君と出会えた。 世界が晴れた気がしたんだ。 番外章~過去の爪痕~