闇そのもの…。
純粋は闇の力か。
どうしよう…。
対抗する手段がない。
「もう遊びはよしとしましょうか。人柱のあなたには役目を果たしてもらいます。」
ダークが手をあげると地面から闇の手が出てきて俺の足を掴む。
ヤバい…!
「ブラックバーン!」
ダークの足下から黒い火柱が上がり、俺を掴んでいた足が消えた。
「手でも貸そうか?優。」
薫がタバコを吸いながらこっちに来た。
「いいよ。俺のノルマはあいつだし…。薫が頑張ったんだから俺も頑張らないと。」
俺がそう言うと、薫は少し離れて座り込んだ。
「呪いの魔鏡(のろいのまきょう)。」
薫の炎がダークの手に渦を巻いて集まり、俺の方に投げた。
俺も腕に炎を集めた。
「ビッグバンフレイム!」
大きな炎の球が薫の炎をかき消してダークに向かっていく。
「無駄です。」
ダークが円を描くと、ビッグバンフレイムは闇の中に消えた。
だが、俺は既にダークの目の前に来ていた。
「何っ?!」
拳に炎を纏った。
「くらえぇっ~~!!」
ダークの腹を思いっきり殴り、顔面を殴り飛ばした。
「これで‥終わり!!!
バーンフレア!!」
ダークの真下から火柱が上がった。
「ぐぁぁぁっ!!」
ダークの叫び声が聞こえる。
まだ死んでない‥。
俺はダークの方に向かおうとするが、薫が俺の肩を掴んで止めた。
「上出来だ。止めは俺が刺す。似合わないことしようとすんなよ。」
そう言って薫はダークの方に向かった。
