始末屋

ダークは避けて俺の手を掴んで背負い投げをした。


「実に単調。」


「うるさい…よ!」


ダークの顔面を蹴った。



だが手で受け止められていた。


「何も考えてない。ただ攻撃するだけ。それじゃつまらない…」


俺は起き上がって、ダークに殴りかかる。


ダークは俺の拳を受け止めた。


「あんたもつまらないよ。俺の攻撃に合わせてるだけじゃん。」



「では…こういうのはどうでしょう。」


ダークの手に闇が集まり、それが棘に変わって俺の肩に刺さる。


「なっ…?!」


俺はダークから離れた。


何今の…?


「離れても意味ないですよ。

…茨の舞(いばらのまい)。」


地面からさっきの棘が出てきて俺に襲いかかる。


俺は1本の棘を掴んで逆立ちしてかわした。


だけど、1本かわしきれずに腕に刺さった。



「痛っ…!」


「まだまだ…。
邪心の魂(じゃしんのたま)。」


着地した所に黒い球体が俺を囲んでいた。

それは何も起こらず、ただ俺の周りを浮いてるだけだった。


何これ?


まぁいいや‥。


今は攻撃しないと‥。



俺は炎を出した。


すると…さっきの球体が爆発を起こした。



な‥何で…。


俺はその場に倒れた。


「邪心の魂は悪魔の力や人間の闘争心などに反応して連鎖爆発を起こします。まんまと引っかかってしまいましたね~。」



こいつ…強い。


悪魔の力だけじゃない…。


冷静に俺の癖を分析して技を出してる。



俺は立ち上がって、ダークに構えた。


「まだまだ終われないね…。」


「しつこい方だ。」


俺は地面を殴って岩を掴んだ。


それを上に投げて拳に炎を纏った。


「フレイム…ロック!!」


岩は割れて、炎を纏った小石がダークに向かっていく。


「ほう…ではこうします。」


ダークが円を描くとそこに闇ができ、小石が吸い込まれた。


「私の力は闇そのもの…。あなたに勝ち目はありません。」