始末屋

「何だその剣は‥。俺の毒を消しやがった‥!」


ポイズンは驚きの目で紅堕羅を指差した。


「お前程度の契約者の力くらいなら消せるさ。まして‥あの時みたいに体力が無い状態でもねぇのに…お前みたいなザコに遅れなんざとるかよバーカ。」


煙を吐いて言った。


「時間が無いんだよ。お前は俺には絶対勝てない。だから…黙って死んでくれ。お前の喋り方が不愉快でさっきからイライラしてんだよ。」



俺は構えて、ポイズンを睨みつけた。



「なめるなよザコがぁ!!」


ポイズンの体が紫色になり、体が溶けて消えた。


しばらくすると毒は龍の形になり、その先にはポイズンの上半身が形成された。



「今より俺は毒の塊だ!さっきの毒の何十倍も強くなっている!触れば即死に至るんだよ!」


尻尾を降って俺に攻撃してくる。


俺は攻撃を避けて、斬りかかろうとしたが、ポイズンは口から毒を出してきた。


それを避けて、ポイズンから離れた。



「どうした?頼みの綱の剣も意味がないなぁ?」


ポイズンは笑いながら言った。


「ブラッドレイン!」


剣を振って毒を飛ばした。


だが、ポイズンは器用に避けて手を広げた。


「ポイズンボール。」


銃弾くらいの大きさの毒が飛んでくる。


紅堕羅で斬って防いだ。


俺は紅堕羅を地面に刺した。


「万策尽きたか?ゆっくりと殺してやるよ。」


ポイズンはゆっくりと近付いてくる。


「フッフッフッ…!」


俺はポイズンを見て笑った。


「何がおかしいんだ?」


「いや…頭悪いなお前。」


「何?頭が悪いのはお前だろ?この状況でどうにかできると思ってるのか?」


尻尾が俺を締め付けようとする。


「ありがたいよ。お前が毒そのものになってくれたおかげで…お前を燃やし尽くせる。」


俺は手のひらをポイズンに向けた。


「ブラックバーン。」



ポイズンの真下から黒い炎の火柱が上がった。