始末屋


「貴様ぁ!楽には死なせねぇ…じわじわ殺してやるよ」


ポイズンの手のひらから紫色の液体が滴り落ちる。


その液体は地面を溶かす。


毒か…。
それも相当の猛毒…。


ここからは1回でも攻撃に当たったら致命傷だな。



鎌を構えてポイズンの攻撃を防ぐ体制に入った。



「デスラビット。」


手のひらから出た液体が地面に落ち、ウサギの形になった。


それが3体出てきた。


そして、ウサギは俺に向かってくる。



俺は鎌でウサギを斬っていく。


だが、ウサギは斬られる度に分裂して増えていった。



「何だよこれ!」


俺はウサギを斬りながら言った。


―『これは猛毒。当たれば皮膚から侵入して体を破壊していく。』―


アビルが言った。


そんなことくらいわかるっての‥。


―『ならば燃やせば一瞬で消えるだろ。』―


なるほど‥。


俺は後ろに下がって鎌をしまった。


するとウサギは一斉に俺に襲いかかってきた。



「ヒャッハァ!死ね!」


ポイズンは笑いながら言った。


息を大きく吸い込む。


「ブラックフレア!」



口から高温の黒い炎を吐いてウサギを全て燃やした。



「ふぅ‥。次は何を出すんだ?ザコ」


俺がそう言うと、ポイズンは手を合わせて大量の毒を出した。


それは大きな鳥の形になり、羽ばたき始めた。


「これを破れるかな?」


ニヤリと笑うポイズン。


俺は手を上にあげた。


「目には目を‥歯には歯を‥毒には‥毒だ。」


闇に手を突っ込み、血に染まった真っ赤な斬馬刀を出した。


「首切り紅堕羅。」


紅堕羅を振りかぶった。


毒の鳥は俺の方に来る。


「ブラッドレイン!」


紅堕羅の刀身の毒が毒の鳥に当たる。


すると、毒の鳥は溶けて消え失せた。