桜の下の恋





入学式


大きな桜の木だなぁ


私は入学式が終わって桜の木を見ていた。

学校の裏庭にあるんだけど体育館の移動中見つけた。

綺麗だから近くで見ようと思って終わって走って桜の木まできた。



「綺麗だよな桜」



そう話しかけて来てくれたのは優雅だった。


桜が少しずつ散っていく中で優雅の姿は桜より綺麗だった。



「お前桜好きなのか?」

「あぁ‥うん‥って言うか花が好きかも」

「かもって」


アハハと笑う優雅は本当に絵になるぐらいだった。



「俺は桜、超好き」



桜の木を見上げながら言った優雅に私は恋に落ちた。

単純かもしれない。
でも恋って単純じゃん?