桜の下の恋



優雅のキスの嵐の後私の部屋で私達はくつろいでいる。



「なんで俺が寂しがり屋だって知ってたんだよ」


優雅がソファーに座りながら私の肩に腕を絡ませて聞いてきた。



「あぁ合コンでね‥優雅のお兄さんが来てて教えてくれたの。 またお礼言わないと」

「兄貴が?

美奈なんもされなかったか?」

「されてないよ。なんで?」

「兄貴って超がつくほど女好きだから」

「私になんかあったら妬いてた?」


優雅はクスと笑った


「妬くレベルじゃねぇよ。
半殺しだ

俺の美奈に指一本でも触れたらあいつただじゃおかねぇ」


本当に半殺しにしそうな目に私は軽く笑って話を流した。


本当は優斗さんに頭を撫でられたことは内緒にしておこう。



おしまい


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