「あのね…私小さいころから…」 私は全てを話した。 親が亡くなかったこと。 お金が無く苦しんだこと。 そしてお金持ちを憎んだこと。 「だからなんでもカード払いで好きな物買ってばかりなお金持ちが嫌なの…」 凌先輩はそれを黙って聞いてくれた。 うなずきながら静かに。 「ちょっとこい」 「えっ?」 凌先輩の言葉に驚いた。 「いいからついてこい。」 そう言って凌先輩は公園を出ていった。 「ちょっと…どこ行くのっ」 私は凌先輩の後をついていった。