隣にある笑顔






ありえないありえない!


「どうしようっ!」


これは本当にヤバイっ!
入学初日から遅刻とか
先生に喧嘩売ってるのと
同じじゃんかああ!!



「と、とにかく入ろうっ!」


アタシは急いで学校の
敷地内に入った。




「体育館どこーっ!?」


何でこんなに広いんだよ!
後で絶対校長に訴えるよ!
本気だからね、アタシ!



そんな事を考えながら
アタシは1年生の靴箱を探す。



「く、靴箱すら分からねぇ・・・」




ガックリしていると、
目の前に人が現れた。



な、ナイスタイミング!


「あの!すいませんっ」

さっそくアタシは声をかけた。



「1年生の靴箱、
どこか分かりますか?」


「中等の?」