アタシと花梨は驚いて振り向くと
そこにはド金髪のヤンキー君3人組がいた。



「君達、可愛いね!どこから来たの?」

「名前なんて言うのー?」



馴れ馴れしく話しかけてくるヤンキー君達。



てゆうか"君達"とか言いながら
絶対アタシ入ってないだろ。

目が完全に3人とも花梨に釘付けだ。



「俺らとメアド交換しねぇ?」

「今度遊ばないー?」



・・・こうゆう軽い奴らは
アタシも花梨も大っ嫌い。




「軽い奴嫌いなんだよね」

「うわ、毒舌だな~」

「いいじゃんメアドぐらいさ~」

「だから嫌っつってんの!
アンタの顔面潰すわよ?」



・・・か、花梨ちん。
今、すごい事言ったね。



「怖い事言わないでさー」

「ねねっ?いいじゃんよー」




てゆうかさっきから
話しかけてんの花梨ばっかじゃん。

アタシは?アタシを見ておくれ。

このナイス身長を見ておくれ。



「だったら椎名に聞いてよ!」

「ええぇっ!?」