次の日の朝は大変だった。




起きたら翔が隣にいた。
なんか寝顔が無防備で可愛くて。
しばらく眺めていたら…




「…何見てんの?」


「お、起きてたの!?」


翔がニヤニヤしてる…
こ、これは良からぬことを考えてる…




「俺の顔がかっこよすぎて見とれてたとか?」


「あ、ありえないからっ!!」


「ふーん…」


「あ、あたしもう熱下がったし帰る!!」


「何言ってんの?熱下がったなら昨日の遅れたぶんも取り戻さなきゃな。…まずこの問題から。」


「え、ぇぇぇぇぇぇぇ!!」