「まぁ翔の言ってる事にも一理あるわね。美紅、あんたは女の子なんだからもう少し言葉使い直さないとね?」


「詩音までそんな事言う〜。」




滝川 詩音(タキガワシオン)。
あたしと同い年で仕事仲間。
そして大親友でもある。




「そりゃあ…詩音は美人だし、スタイル抜群だし、フェロモンむんむんだからいいけどさぁ〜」


詩音は美人だ。女王様って感じ。
スタイル抜群だし、髪の毛もクルクルでフランス人形みたい。



「美紅には努力が感じれない。」

「う……」


…そして毒舌。




「まぁまぁそこら辺にしときぃ。美紅ちゃん泣いちゃうで?」


「颯馬…。」


栗原 颯馬(クリハラソウマ)。
これでも詩音の彼氏。
そして仕事仲間。
生粋の江戸っ子なのに、何故か関西弁を喋る。…だから関西弁が時々おかしい。






「美紅が弱くなるのは困る。美紅のおかげで最近売上が右肩上がりだからな。」



高杉 恭哉(タカスギキョウヤ)。
一歳上の先輩で、現在高校2年生。たぶんここの裏ボスだ。
山田先輩は使い物にならないので実権はこの人が握っている。
一番恐ろしい人物。