「ここ…どこ?」 気がつくと、神社みたいなところに来ていた。 忘れてた… あたしって超方向音痴じゃん!! 「あわわわわ…」 どうしよう!? 周り木ばっかでなんも分かんない!! 「ともかく帰んなきゃ…」 歩きだそうとすると… ズキッ!!!! 「っ……!!」 さっきとは違う傷みがあたしを襲った。 …靴づれしてる。 ちょっと歩けそうにない… とりあえずあたしは神社の階段に腰を下ろした。