ガラガラガラガラ――・・・
私はゆっくり教室のドアを開けた。
そうすると予想どうり、美希と利奈がいて2人でこっちを見てた。
「ごめん、ね?遅くなって・・・」
私は無理して笑ってるふうに微笑んだ。
「ううん。遅くまで泣いてたんでしょ?大丈夫?」
美希が優しく問いかけてきた。
――・・・フッ
私の泣いてましたふうのメイクと演技に騙されてるし。
バカだな。
「うん。ありがとね」
私はまた無理してるふうに微笑んだ。
「姫・・・」
利奈がつぶやいて私から黒板に視線を移す。
その後に続くように美希も黒板を見た。
で、私も続くように黒板に視線を動かした。
「――・・・。」
そこには結城の書いた私の予想どうりの言葉があった。
『悪原姫は多重人格。皆騙されてる』
見たいな感じで沢山書いてある。
これ、全部のクラスに頑張って書いたんだろうな・・・。
でも、先輩の学年は怖いから書いてないんだろうな。
結城、お疲れ様です・・・。
で、わたしは急いでショックを受けたふりをする。
「姫。相談ってこれに関係してること?」
美希が聞いた。
私は俯く。
「これ、結城くんがやったんだよ?」
利奈が言った。
さすが、空気読めないな、お前・・・。
私はくると予想してたその言葉で少し顔を上げる。
「私、違うよ・・・?なんで結城くんが・・・?」
パニックを起こしてるふうに小さく言った。
「わかってるよ、姫。私証拠があるからさ。これ消さないでとっとこ?」
美希が優しく言った。
私はどうしようもないようにに小さく頷いた。

