――――

パタン
と、日記を閉じる。




あれ?おかしいな…視界が歪んで見えない…。



もう…過去の話でしょう?




「た、だ君………」


零れ落ちる涙と一緒にこぼれた言葉はたった一言…
それは……





「だいすき」







その言葉。