魔界の恋


――小学校――

朝学校に行くと、

もう実がいた




「おはよう、音歌」




『実、おはよう。


ねぇ、実は

魔法使いの存在を信じる?』




「魔法使い?


そんなの信じるわけないじゃん」




実も否定するなんてひどい!