魔界の恋


そのカラスを追いかけると

小さな小屋の様な所に

たどり着いた。






カラスは器用に

その小屋のドアを開け、

中へ入って行った。





私は恐る恐る

その小屋を窓から覗いた。




すると小屋の中には

さっきのカラスが

痛そうにもがいていた。





カラスはもがきながら鳴いた。




「カ―カ―」