麗子は厨房のなかで、巨大な臼の中に入れられていた。

 「ひぃーーーーーーっ」
 「たっ……助けてーーーっ」
 〈フハハハハハハハッ〉
 〈ハンバーグにしてやろう〉

 デュラハンはそう言って巨大な杵を振り下ろした。

 …ゴキッグシャグシャッ……

 「ギャーーーーーーッ……」

 骨が砕け、肉が潰れて体中に激烈な痛みが走る。

 ゴキッグシャッベキッ……

 「ウギャーーーッ」

 ……グシャッベチャッグチョ

 麗子の身体は、臼の中で徐々にミンチに為って行く。

 内臓は破裂し体中に纏わり付きその生暖かさを麗子の体中にに伝える。

 鮮血が溢れ麗子の身体は赤く赤く染まって行く。

 「ギャーーーーーッ」

 ……ベチャッグチョッ………

 グシャッ…ベチョッ…………