「ひぃーーーっ」

 ベリベリッ…グチュッ………

 麗子の身体から皮膚が剥がされて行き、体中から鮮血が溢れ出し辺りを赤く染める。

 顔の皮膚までもが剥がされており、誰もこれが麗子である事は解らないであろう状態と為っている。

 「ギャァアァァーーーッ」
 「ひぃーーーーーーっ」

 皮膚を剥がされた身体は、風がそっと撫でて行くだけで激烈な痛みが走る

 ドガッグチュッグチュッ……

 「ギャーーーッ」

 そして、デュラハンの大斧が麗子の腹部から胸部にかけてを貫き、麗子は斧にブラブラとぶら下げられた状態で運ばれて行く。

 行き先は勿論時計塔の厨房である。

 そして、麗子はそこで地獄の調理を受ける事に為るのだ。