「此処になんか窪みが有るけど何か意味有るんじゃないか」

 そう言われてみると、確かに窪みが有り、ドアにこう書いてあった。

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 美しき天使の慈愛を受け

 その胸に抱かれ

 燃える様な愛の炎を燃やし

 赤き光りを放つ赤き心

 その愛なる光りを

 我に授けたまえ

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 これはいったい何なのだろうか?

 3人は訳も解らずただ立ち尽くしていた。

 「謎々か?」
 「とにかくこの意味を考えなければ先へ進めないって事か」

 3人は必死にその意味を考えたが何なのか全く解らない。

 「とにかく天使だ……」
 「天使に関係の有る物を片っ端から探そう」