人肉を食べながら、皆は何時までこのゲームは続くのだろうか……そう思っていた。

 そして、山田麗子が泣きべそをかきながらしおりに言った。

 「いったい何時まで続くの」
 「本に書いてないの……」

 しおりは、本を取り出し……

 「ちょっと待って………」
 
 と言いながら、本を開いた。

 そこに、他の者も急かす様に言う。

 「で、どうなんだよ」
 「何時までだ」
 「早くしてよ……」

 そして、しおりはおどおどとしながらこう言った。

 「20日よ、20後の1の刻迄」

 それを聞いた皆が言う。

 「20日だって!?……」
 「そんなにかよ!!………」

 皆にそう言われたしおりは…

 「だって、書いてあるもん」

 そう言って泣きそうな顔をしている。