目の前に、淳の膝から下の部分が転がっており、筋肉がヒクヒクと動いている。

 そしてその先では、淳がデュラハンに切り刻まれて行く。

 グシャッグチョッゴキッ………

 「ヴギヤーーーーッ……」
 〈ハハハハハハッ〉

 ……ザクッザクックチャッ…

 淳の身体は、少しづつスライスされ、その肉片が辺りに飛び散って行く。

 飛び散った肉片や血が、剛と
美由紀の衣服や顔にベタリと張り付いて来る。

 「ひぃーーーっ………」
 「ギヤーーーーッ………」

 烈しく悲鳴を上げる淳の声が森林に響き渡る。

 〈ヌハハハハハハハッ……〉

 グシャッグシャグシャッ……

 「グアアーーーーッ………」

 ……ザクックチャッゴリッ…

 〈フハハハハハッ〉

 デュラハンは、高笑いをしながらそんな淳をズタズタに切り刻んで行く。