3人は話し会いの結果、使えそうな物を持って森へ向かう事にした。

 そして、3人はカゴや麻袋、火打ち石等を屋敷からかき集め森へと入って行った。

 その頃には、日も傾き夕暮れを告げる鐘が鳴り響いていた。

 「18時か……」
 「後17日と7時間だな」
 「頑張って生き抜こうな」

 3人は、そう話しながら川へと向かう。

 そして、川に到着した3人はカゴや麻袋に紐を通し、中に木の枝や葉っぱや石等を入れ川へ沈めた。

 暫く沈めて置いて引き上げれば中に魚が入っていると言う魚の習性を利用した罠だ。

 3人は、暫く安全な場所に身を隠しその時を待つ事にした。

 そして3人は暫くして川へ戻って来た。