狂人の手記(私が猟奇殺人犯と化すまで)

 恐怖に引き攣った少年の顔をケタケタと笑いながら見詰め、少年に言う。

 〈さぁ…次は左足だよ……〉

 〈アハハハハハッ……クククッ〉

 そして、少年の左足を掴み捩り上げ、力を込めてぐいぐいと引き寄せる。

 「ギャアァアァァァッ」

 メリメリメリッ……ゴキン……

 左足が膝から無惨に折れ曲がりブクブクと腫れ上がる……。

 激痛に気を失う少年。

 〈イヒヒヒヒヒッ……クカカカカカッ……〉

 そんな少年を見て私は腹を抱えて笑った……そして、今までに無い新たな感覚を感じた。

 最高の感覚を…………。