〈あーーーっ良い……良いよ〉

 ……メリメリメリッ…ボキン………

 「イダイーーーーッ」

 「うわーーーん」

 〈アハハハハハッ〉

 …ミシッメリメリッ……ゴキッ……

 少女の5指はグチャグチャに折れ、曲がり、内出血を起こして見るも無惨に変わった。

 所所は骨が皮膚から飛び出して鮮血が滲み出している。

 そして私はその指にしゃぶりつき、滲み出る鮮血を啜る。

 …ジュルルルルルッ…ジュルッ…………

 「ギヤーーーーーーッ」

 血液の金属質な味が口の中に広がり喉へと流れて行く。

 〈イヒヒヒヒッ……〉

 「イヤーーーッ」

 …ジュルッ…チュウ…ジュルッ……

 そして、私は少女のもう片方の腕を引き寄せ、ペンチで再び指を挟んだ。