ジョリジョリッ……

 「ギャーーーーッ」

 グチャグチャッ……

 〈アヒャヒャ……〉
  
 肉が削げ落ちる嫌な音と共に、あゆみの悲鳴と女の狂った笑い声が聞こえる。
 
 女は、あゆみの脚の皮膚をナイフで剥ぎ出した。
 
 グチャリ……

 〈イヒヒヒッ…ウヒャ……〉

 ズブズブグチャッ……

 「ギャヤーーーーッ……」

 ジョリッ…グチャッ……

 〈ヒャヒャヒャ…イヒヒヒッ……〉
 
 女は脚の皮膚を剥ぎ取りながら、不気味に笑っている。
 
 「ヒィーーッ……」
 「止めてーーーーっ」
〈ヒヒヒッ…ワキャッ……〉

 グチャグチャッ……

 「ギヤャーーーーッ」
 
 あゆみは、その悲鳴を最後に動かなくなった。
 
 痛さに耐え兼ねて、ショック死したのだ。
 
 女は、その後も皮膚剥がし続け、全身の皮膚を剥ぎ取った。
 
 〈ウヒャウヒヒッ……〉

 ズブズブズブズブッ……
 ベチャッ…グチャ……
 
 そして、今度は腹を裂き、内臓を引きずり出た。
 
 ゴリッ…ギコッ…ジョリッ……
 
 今度はあゆみの頭を、額の部分から、鋸で切り出した。
 
 あゆみの頭が割れ、脳みそが
ドロリと出て来る。
 
 そしてあゆみは、皮膚を剥がれ、内臓を抜かれ、頭が割れ、 筋繊維を覗かせた、人体模型の様な姿に為った。