いちごの味

「無視すんなー!!」


本当に恥ずかしかった。


周りの生徒だけじゃなくて、
先生までもが、ジロジロこっちを
見ている。


「うぅ・・・///
恥ずかし・・ν」


そうして私たちは
2Fの保健室に行った。


がらっ。


「せんせー。琉柚さんが
捻挫したんですけどー。」


(あれ?こいつ私のこと
名前で呼んでたっけ?)


前は、確か名字で呼ばれてたはず。
ま、そんなことはどうでもいいか。


「そうなのー?大丈夫?」


「ぁ、はい。」


捻挫したトコを先生に見てもらった後、
私たちは教室に戻った。