あの日から何週間か後…


『……けて…』

「…えっ…村上?!どうしたんだよっ!!」

『…私…を……私を、助けてっ!!!!』

「村上?!今、家か?!住所は?!?!」

『ーー市ーー町ーのーのー2階の205号し…きゃぁっ』

ツー…ツー…



むなしい音が響いた。