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『るこー!放課後、部活ある?』
「ごめん、マナ。部活あるわ」
『そかぁ。じゃっ また明日ね。部活がんば!』
せっかくのマナからの誘いを断ってしまった…。でもしょうがない。
私はあの、大樹(腐れ縁…)に無理矢理 野球部マネージャーにさせられたのだ。
帰宅部が良かったのに……!!
こんチクショー!
大樹は超がつく程、自己チューだ。
おかげで私は大樹の奴隷と化している。
信じたくない事情だ、全く。
「部活、行くか!るこ、ファイト!!」
自分に活を入れて部室への道を歩いた。

