「あ、あれ?花火会場じゃないの?」


時計は18時45分をさしていた。


「ちょっと俺の家の場所を知ってもらおうと思ってね、さあ上がって」


とても部屋の中は奇麗に整理されている。


やばっ!


奇麗すぎる・・・。


「夢芽、ぼっとしてないでこっちにおいで。」


言われるがままに行く。


寝室らしいところから何かを持って来て夢芽にわたす。


「これプレゼント・・・今日きて欲しいんだ」


浴衣を渡されたのである。


「ありがとうございます、でも私1人じゃきれませんよ・・・」