純粋

「あの・・・」


私は思わず黙り込んで必死に言い訳を考えている。


だって・・・課題あと少し残ってるんだもん！！


「忘れたんだろ！別にいいし、始業式から１週間以内に提出してもらうから。」



笑いながら先生は言った。


やっぱな・・・


まあ、他の生徒もどうせ忘れているんだろーしな。



毎年こんなかんじだな。



そうこうしているうちに・・・教室に着いた。


「えっとお昼です。」


先生の１言でみんなは一斉に動きだす。


おひるはいつも以上に騒がしくなる。