数日後の朝。


「おはよう」


「おはようございます」


先生に挨拶する美紀と夢芽。


「はやいね~」


「はい、コンクール前くらいは」


「コンクール前じゃなくても、ちゃんと遅刻しないようにね~」


「「はーい」」


先生たちは音楽室に入った。