兎心の宝箱【短編集】


 恥ずかしい。

 スッゴく恥ずかしい。

「忘れてくれたら今日の放課後、駅前のカフェでパフェを奢るわ」

 りょうかーい、冬子がそう言ってその話は終わり。

 その後は、あの馬鹿が優柔不断なのが一番の原因だ! と言う話で盛り上がってコウの家についた。

 冬子がインターホンを押す。

 コウのお母さんが出て少し待つように言われる。

 そう言えばコウのお母さんにも随分会ってない気がするなー。