いつもなら声を上げて喜ぶが今は素直に喜べない。 そうなんだ……。 かろうじてそれだけ答えると席に着く。 それを見てコウが紙コップにジュースを注いでくれる。 「ナツはさぁ、彼氏作んないの? 」 「あのさぁ、アンタ今日変だよ。そんな事今まで一度だって聞いた事ないくせにさ。冬子と上手くいってないの?」 「そういう訳じゃないんだけどね。なんか付き合うってよく分かんなくてさ」