兎心の宝箱【短編集】


ブルーの瞳が、一際ランプの光にキラキラと輝いている。

愛しさと言う物はこういう時に感じるのかもしれない。

彼女はそんな事を考えながら、言葉を続ける。

「えぇ、本当よ。だから早くお休みなさい」

「うん、分かった。お休みなさい、ママ」

その返事だけ聞くと、静かに娘の部屋の扉を閉める。