その灯りだけを頼りに、寝室に向かう廊下を歩いていく。 いつもなら、そのまま寝室に入り明日の朝までゆっくりとした時間を過ごすのだが、娘の部屋から漏れだした光が彼女の歩みを止める。 「あの娘ったら、まだ起きているのかしら? アリア、まだ起きてるの?」 眉間に皺がよるのを感じながら、ゆっくりと娘の部屋の扉を開いた。