「キャプテンマーグル。私達は、もう宇宙を旅するのは疲れました」

 船内は、悲しみに包まれたがキャプテンマーグルは一人、決意に満ちた眼差しをしていた。

「みんな! 聞いてくれ! 私は、この星の惑星に拠点を構えようと思う」

 みんなは、不思議そうにキャプテンマーグルを見つめた。この星全体の大気を変えるような装置を私達は持っていない。