とにかく来て下さいっ、と手を引きぐいぐい先に進む惣次郎。 理由を問い掛けても来ればわかりますから!の一点張りで何も教えてくれない惣次郎に勝太と歳三は顔を見合わせる。 なんとなく…経験上、誰かからの呼び出しだろうと思う。 そして理由を知らされずに呼び出されるのはいい話ではないはずだと二人は感じていた。 それはかつて…いや今も時折悪さをしている二人ならではの予感なのだが。 如何せんそういう予感は外れないものだ。 昔から理由無しに呼び出されるのは、何かがばれた時だと相場は決まっている。