「……」 「……」 何から切り出せばいいものか。 肌に伝わる僅かな緊張のなか互いに探りあうような沈黙が続いた後、それを打ち破るよう先に口を開いたのは歳三だった。 「…あの、俺…あの日のことで、聞きたいことがあって…来たんです」 歳三が躊躇いがちにそう言えばピクリと僅かに揺れる男の肩。 勿論、その動きを見逃す歳三ではない。 歳三は更に話の核心に触れようと、今度は躊躇うことなく口を開く。 「貴方は…あの日この家が襲われることを、襲ったのが誰なのかを知っていたんですか?」