「こんな奴に、お姉ちゃんは振り回されているのね」 ......! 「な、なぁっ!?」 なんで 服着た子供がこんな所に? 「...あまり私を失望させると、繰り返さないわよ?」 意味分かんない 誰だ、こいつ。 ぴた 俺の頬に触れた手は、驚くほど冷たかった。 「...っ」 壊れかけた うさぎのぬいぐるみが、不気味に微笑んでいる。 「警告、コレ以上お姉ちゃんを苦しめたら...許さないから」