「黒猫が...」 「黒猫ぉ?」 思いもよらない第一声に、思わず間抜けな声を出してしまった。 「まぁ、いい。次からかんなコトしないでくれ」 今日も 空は、青いなぁ なんて、窓の外を眺めていたら... 「――――、だろ?」 彼の言葉など、聞いていたわけもなく 「ふぇ?」