『おはよ~!
ってかあんたなんで
朝から寝てるのよ?』

「お~、雪菜か。
今日も朝練だし‥
試合前だから
仕方ないけど。」


また部活かあ‥


『ってか、そこ
私の席なんだけど?』

「雪菜の席落ち着く~」

『どけっ』

そう言って優のおでこに
デコピンをした。


「いって‥」

『もう先生来るよ?』

「わかってるー」

そう言って優は
席に戻っていった。


最近の私は
本当にやばい‥

私の机から優の温もりが
伝わってきて、

それが嬉しいのに

同時に離れていった
優とまだ一緒に
いたいって気持ちも
溢れてきて

これじゃあ、
優のこと大好きだって
言ってるのと一緒じゃん