キミの香り



「お前、勘違いしてるし

俺が雪菜に
内緒で付き合ったり
するわけないじゃん」

優は真剣に言ってるけど

見ちゃったんだもんっ

『キスしてたくせに‥』

「ばっ お前なんで?!
それも見た‥?!!」

焦りすぎだし‥

やっぱり
本当だったんだ。


お前の見間違いだって
笑いながら
言ってくれるのを
期待してたのに‥


『もういい…

優なんて大っきらい!!!
もう知らないっ
勝手にすれば?!』