キミの香り


「お母さんが優ママに
相談してたのよ!」


相談‥???

「そうそうっ
雪菜もお姉ちゃんに
なるのね~」

私がお姉ちゃん‥?

ってことは、
もしかして‥

『妊娠したの?!』


「まだよっ
もう一人、欲しいなあ~
って思ったの!」

お母さん、

年も考えてよね‥


17才以上離れた
兄弟なんて
聞いたことないし!


『部屋にいるからねっ』

そう言ってリビングを
出ることにした。