キミの香り

店員の人にテーブルまで
案内され席に座った。

『何、頼もっかな♪』

チーズケーキおいしそ♪

「私はこれとこれ!」

『え~
私も狙ってたのにっ』

「先に言ったもん勝ち♪
違うのにしてよ?」

『じゃあ‥
モンブランと紅茶で♪』

注文をして、メニューを
テーブルに置いた。


「あれ‥?」

突然、優香が
気まずそうな顔をした。

『どうしたの?』

「いや‥ ちょっと、
あれ……って
うちの学校の子?」