キミの香り


「ゆうにー!
がんばれぇ~」

可愛いらしい
かなちゃんの応援の
おかげで無事、


勝ちました♪


女子が群がる
理由がわかった。


あれはやばいね。

まだドキドキしてるよ

キャプテンに
選ばれただけあって
上手いし。

優がほとんど
点入れてたじゃん。


「俺頑張ってただろ?」

優だっ

『おめでとう!』

「どうだった?
かっこよかっただろ?」

そう言い私にだけ
向けてくれる笑顔―


『‥かっこよかった』
言っちゃった‥

恥ずかしい、、


「なあ、俺さー」


な、何よ‥?
そんなに真剣な顔して‥

「優先輩!
先生が呼んでますよー」

「わりっ
行ってくるわ!
また明日な!」


え‥??

ちょっと‥。


本当に行っちゃったし。