キミの香り

「なあ、
明日試合あんだけど
来てくれない?」

『試合‥??』

「雪菜が観てくれてたら
頑張れる気がするっ」

『キャプテンが
そんなんでいいの??
私がいなくても
頑張りなよ~』


「俺に気合い入れれるの
は昔も今もお前だけに
決まってんじゃん!」

『仕方ないなあ~
行ってあげる♪』

その日、久しぶりに
優と話しをした。