「俺、部活で
帰るの遅くなるわ!
母さんに伝えといて!!」


『なんで私が‥っ
ってちょっと、
どこ行くのよ?!』


「わりっ
急いでるんだ!
もう部活始まるしっ
雪菜、頼んだ!!」


そう言って
すごいスピードで
廊下を走っていった。

『何、あいつ‥
部活、部活、部活って
バカみたい!
なんで私があいつの為に
そんな事しなきゃ
いけないのよ?』


本当っ あり得ない!