そして、放課後・・・。


プルルルル__・・・


予定通り、早苗から電話が掛かってきた。


「もしもし?恋歌?」


「以外に誰が出んのよ」


「いやぁ・・彼氏?」


「バカか」


なんて談笑しながら2人分の皿に料理を盛り付ける。


もちろん、私と早苗の分。


「今、向かってるから」


「うん。・・ご飯、食べた?」


「いや、まだだよ」


「じゃ、ご飯用意してあるから」


「お、気が利くねぇ。じゃ速攻で行くよ」


早苗は笑いながら電話を切った。


「・・ご飯食べながら話そう」


と呟いた直後。


ピンポーン__


インターホンが鳴った。